カナダ、トロント市で開催された「グローバル・シティーズ・サミット」で講演(5月15日)

in News | September 13, 2014

5月15日にカナダ、トロント市においてトロント大学の付属機関である「国際都市指標機構(Global City Indicator Facilities = GCIF)」の主催による「グローバル・シティーズ・サミット」が開催され、社長の河野が「都市に強靭さを与え、リスクを克服する」というセッションで日本における都市の強靭化の取組みについて講演を行ないました。

GCIFは世界銀行などの拠出により2008年に設立され、世銀が実施する世界の都市の比較に用いる指標の制定を行なってきました。また、国際標準化機構(ISO)において制定中の都市の評価指標に関する専門委員会の審議団体に指定されており、GCIFが提案した指標がこの日ISO 37120として公示されたことを記念してサミットが開催されたものです。

サミットでは評価指標の国際標準化に関連したテーマと、都市の持続可能性の中で災害に対する強靭さが大きな位置を占めるという観点のテーマとが世界各地の専門家によって議論されました。

なお、GCIFは昨年9月に設立されたトロント大学の国際都市研究所(Global Cities Institute)の傘下に併合されており、社長の河野は同研究所の上席フェローに任じられています。

また、今回のサミットの各講演者のプレゼンテーション資料はGCIFのサイトで公開されています。